

冬にキャンプしたいですが、寒さ対策のいい方法は何?
この記事では、夫婦でキャンプをはじめてみたい!これから始めようかな?って考えている人への参考になるような内容を実体験をまじえながら記録します。
ストーブファンとは
ストーブファンはエコファンとも呼ばれます。
ストーブできちんとテント内を温めるためには、ストーブ周辺の暖かい空気をテント内に循環するような気流を作る必要があります。
その気流をつくるアイテムが、ストーブファンです。
石油ストーブや薪ストーブなどの天板に置くとファンが回り、暖かい空気を部屋中に広げてくれます。
電源や電池は不要です。
そのため、キャンプなどの屋外で使えます。
ここではストーブファンの魅力や注意点などについて解説します。
ストーブファンの仕組み
ストーブなどの上において使用する金属製のファンで、2〜5枚の羽がついています。
その羽が回転することで、ストーブの熱を前方に届ける仕組みとなっています。
ストーブファンは、ストーブの天板の熱を利用してファンを回転させます。
ストーブファンの真ん中の部分にペルチェ素子という冷却と加熱を制御する部品が入っています。
温度差が発生することで1~3ワットの弱い電気が発生する仕組みになっています。
この電気によってファンが回ります。
ストーブファンの効果
キャンプで使用するストーブ(特に対流式ストーブ)は、家庭で使うファンヒーターと違って熱が上にのぼっていきます。
テントの中でストーブを使用しても、テントの上の方は暖かいけれど、足もとは寒い。
この問題を解決してくれるのが、ストーブファンです。
ストーブの上にファンを置くことで、暖かい空気がファンによってテント全体へ行き渡り、暖房効率が上昇します。
暖房効率が上がると燃料の節約にもなります。
小さいコンパクトなストーブでもファンを使用しないよりはテント内を暖かくすることができます。
また、見た目もよくインテリアのひとつとして使用するのも良さそうです。
エコでおしゃれなアイテムだといえます。
ストーブファンの価格
2000円から5000円くらいです。
暖房効率が上がり燃料費の節約になりますので、高い買い物ではないと思います。
おすすめのストーブファンは、安全な保護カバー付きで、しっかりとした気流をつくる5つブレードのこちら。
耐久性・安全性アップした2021年モデルです。
サーモメーターもついています。
サーモメータの必要性についてはこの後に解説します。
回転音も静かで、夜間も使用できます。
安全カバーがついているため、ストーブの上から落下してしまい、ブレード(羽)が曲がってしまうリスクも減らせます。
ストーブファンの注意点
火傷に注意です。
ストーブファンは熱伝導率の良いアルミ合金などでできています。
熱いストーブの上に置くとすぐに本体が熱くなります。
素手で触ると火傷します。
持ち手もありますが、それも金属なので火傷します。
触るときは、耐熱グローブなど使用しましょう。
耐熱温度に注意です。
ストーブファンには安全に使用できる温度が決まっています。
説明書に書いてあります。
だいたいの目安は350℃くらいです。
この温度を超えると故障につながるので注意しましょう。
温度を測定するためのサーモメーターは附属していることが多いです。
また、熱くならないストーブでは当然ファンは回りません。
ストーブとストーブファンを購入するときに注意してください。
ストーブファンが回転しないときは
ストーブファンをストーブの上に置いてもファンが回転しない時の原因は、ストーブの天板にストーブファンの底面の接地面が不十分で熱が伝わっていない可能性があります。
ストーブファンの底面を確認して、天板は平面に置きましょう。
また、熱が伝導するまでに時間がかかる場合もあります。
ファンの高さが低いタイプの方が早くファンが回りますので、ファンが回るのが遅いと感じる方はファンの高さが低いモデルを選ぶと良いかもしれません。
ストーブファンは、エコでおしゃれな魅力的なアイテムです。
ストーブを購入したら一緒に持っておきたいアイテムです。
自分のストーブにあったデザインで最適なモデルを見つけてみてください。
<まとめ>
・対流式ストーブを購入したら、一緒に購入をおすすめ。
・ストーブファンで効率的にテント内を暖められる。
・電気や電池は不要。
・燃料費の節約にも。
・ストーブファンは、エコでおしゃれなアイテム。